タイヤは、車を支える大切なパーツのひとつとなります。
タイヤが、劣化すると、燃費の悪化、走行性能の低下やバーストの危険性も高まりますので、タイヤの交換が必要な状態になれば、すみやかに交換することが必要となります。
この記事では、タイヤの交換時期、寿命等について徹底解説します。
見た目で判断する方法
スリップサインで判断する方法
タイヤには、写真のような、三角形のマークが、あります。
その延長線上のタイヤの溝の底に、少し盛り上がった箇所があります。
走行により、タイヤのトレッド面(タイヤが路面と接触する箇所)が摩耗し、トレッド面と、盛り上がった箇所が、同じ高さになると、溝の深さが、残り、1.6mmということになります。
※タイヤの溝が1.6mm以下になると、車検も合格できません。
新品時は、8mmあるタイヤの溝が、1.6mm以下になると、タイヤ本来の性能を発揮できず、スリップや、ハイドロプレーニング現象が発生しやすくなり大変危険ですので、早急に交換が必要となります。
ハイドロプレーニング現象とは、路面と、タイヤの間に、水の膜が発生して、タイヤと路面との摩擦がなくなり、コントロール不能になること。
ひび割れ(クラック)の有無で判断する方法
長期間車に乗っていると、紫外線や、車の加重等で、ひび割れ(クラック)が発生します。
こちらは、先ほどのスリップサインと比べて明確に判断するのが、難しいのですが、
日本自動車タイヤ協会さんにて、クラック(ひび割れ)レベルを5段階にわけて、判断できる基準のようなものを設けてくれておりますので、そちらを参照していただくのが、一番わかりやすいかとおもいます。
https://www.jatma.or.jp/tyre_psd/safenews72.pdf
また、タイヤワックスや、空気圧の低下等も、ひび割れ(クラック)の発生の要因となってしまいますので、注意したいところですね。
タイヤワックスをどうしても使いたい、という人は、油性のワックスより、水性のワックスを使用することをお勧めします!
※油性はどうしても劣化を早めてしまいます
クラック(ひび割れ)は自己判断せず気になったら、専門店等に確認してもらうことをお勧めします
タイヤの交換のタイミング
タイヤの寿命は、走行距離にに関係なく、
製造から、4〜5年と言われています。
タイヤは、走行していなくても、経年劣化で、ゴムが、ひび割れてきますので、製造から、4〜5年経過したタイヤは、交換が必要になります。
タイヤの製造年月日の確認方法
私は、中古で、車を買ったし、
このタイヤがいつ製造されたのかわからないよ
大丈夫、タイヤを見れば、そのタイヤがいつ製造されたのかわかるよ
えっそうなの?
タイヤの製造年月日は、タイヤのサイドにある、数字を見ればわかります。
この画像のタイヤの場合、4018 と記載されています。
この場合は、最初の二文字、40 は、週。
あとの二文字 18は、年 を表します。
なので、このタイヤは、2018年の、40週目(10月)に製造されたことになります。
まとめ
ということで、今回は、タイヤの交換のタイミングの確認についてでした。
私の車のタイヤも、溝の深さは、まだまだあるものの、製造年月日の観点から考えると、そろそろタイヤを変えてもよいタイミングというこのもあり、コスパの良いタイヤをリサーチ中です。
現在、ベクター フォーシーズンズ ハイブリッドが雑紙等でかなりとりあげられてて、高評価なので気になりますね。
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