なにわ友あれ(ナニワトモアレ)感想・評価|徹底レビュー

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こんにちは、おきらクマです。

ずっと気になっていた走り屋漫画「ナニワトモアレ/なにわ友あれ」をついに一気読みしました。

結論からいうと、車好きなら絶対に読んで損はない作品です。むしろ「もっと早く読んどきゃよかった」と後悔するレベルで面白かった。

「頭文字D」みたいな走行・チューニング系の漫画を想像していたのですが、良い意味で裏切られました。90年代大阪の空気感と人間ドラマが濃厚で、車好きじゃない人でも引き込まれる作品です。

車好き目線でざっくり評価

項目評価コメント
キャラクターの魅力★★★★★主人公グッさんから脇役まで全員濃い
車・チューニング描写★★★☆☆90年代名車が登場。走行描写はほどほど
ストーリーの面白さ★★★★☆派閥・抗争・友情が絡んでテンポよく読める
リアリティ・空気感★★★★★作者が元環状族。フィクションなのにリアル
車好き以外にも刺さるか★★★★☆ヤンキー漫画好きにもかなりおすすめ

「なにわ友あれ(ナニワトモアレ)」とは?

「ナニワトモアレ」は、あの「ファブル」でおなじみ南勝之さんの作品です。

1990年代前半の大阪・環状線を舞台に、走り屋(環状族)の青春を描いた漫画で、全28巻+続編「なにわ友あれ」全38巻という大作です。

ポイントは、作者の南さんが実際に元環状族という経歴を持っていること。経験者ならではのリアルな描写が全編にわたって光っています。

タイトルが途中で変わる理由

主人公グッさんと相方マーボが「トリーズンレーシング」に所属している期間が「ナニワトモアレ」、チームを辞めて「スパーキー」を立ち上げてからの物語が「なにわ友あれ」です。ドラゴンボールとドラゴンボールZみたいなもんですね(ちょっと違うか)。

続けて読んでこそ真価がわかる作品なので、まとめ買いがおすすめです。

車漫画としての立ち位置

正直に言うと、「走行・チューニングをメインで描く漫画」ではありません。

どちらかといえば、チームの抗争・派閥争い・若者たちの青春が軸になっています。車はその「舞台装置」という感じ。なので「頭文字D」のような技術系描写を期待すると、ちょっとギャップがあるかもしれません。

一方で、90年代の車文化を記録した資料的な価値はかなり高いです。当時の空気感や人間関係のリアルさは、実体験なしには描けないもの。環状族は今ではほとんど見かけなくなりましたが、「あの時代ってこんな感じだったよな」と懐かしくなる描写が随所にあります。

「ナニワトモアレ」「なにわ友あれ」の魅力3つ

① キャラクターが全員濃すぎる

これが一番の強みだと思います。

主人公グッさんは最初ナンパ目的で走り屋の世界に踏み込んだ普通の兄ちゃんなんですが、仲間との衝突を経て人間的にどんどん成長していく。その変化が見ごたえあります。

個人的に好きなのが脇役のヨネとトモ。どうしようもないダメなやつなんだけど、なぜか憎めない。あとゼンというキャラが後半になるにつれて化けるんですが、このキャラの成長は必見です。最初は「ただ強くてめちゃくちゃな変人」なのに、話が進むにつれて男気がにじみ出てくる。

脇役含め全員キャラが立っているので、誰が推しかで盛り上がれます。

② 90年代前半の名車がバンバン登場

グッさんが乗るNISSANシルビア、ワンダーシビック、AE86トレノ……と、今や値上がりしている旧車がどんどん出てきます。車好きにはたまらないポイントです。

「今これ何百万するんやろ……」と思いながら読むのも楽しい。

③ 描写のリアル感が半端ない

元環状族の作者が描いているので、当時の抗争や警察の取り締まり、大阪の街並みが細かくリアルに描かれています。知っている場所が出てくると「あそこや!」とテンション上がります。

ただ、走り屋の行為自体は違法なので、そのあたりに抵抗がある人は向いていないかもしれません。「読み物としての面白さ」を純粋に楽しめる人向けです。

まとめ|車好きなら読んで絶対損なし

「ナニワトモアレ/なにわ友あれ」は、

  • 90年代の車文化・大阪の空気感が好きな人
  • 「クローズ」などヤンキー漫画が好きな人
  • キャラクターの人間ドラマにグッとくる人

に強くおすすめできる作品です。

「頭文字Dみたいに走行メインで読みたい」という人には少し物足りないかもしれませんが、それでも90年代の車好きなら読む価値あり。

もっと走行・チューニングにフォーカスした漫画が読みたい人には「頭文字D」も合わせておすすめです。

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