こんにちは、車好き、おきらくまです。
ずーと、気になっていた、走り屋(大阪環状族)を描いた漫画、
「ナニワトモアレ」を読みました。
感想。もっと早くに読んどきゃ良かった。
というくらいに面白ろかったので、ご紹介したいと思います。
なにわともあれ とは
なにわともあれ は、あの、「ファブル」の作者南勝之の作品で、
1990年代前半、大阪を舞台とした走り屋(環状族)の物語です。
で、南勝之さんが、元環状族で、その経験を元に執筆されているので、当時の大阪の雰囲気であったりのリアル感が半端ないです。
私自身は、車好きなので、頭文字Dのように、
車の走行であったり、チューニング的なことがメインで描かれているのかなと思っていましたが、どちらかと言えば、当時のチームの派閥争いや抗争といったことの割合も大きくヤンキー漫画といったカテゴリーになるのかもしれません。
ですが、それはそれで面白ろかった。
ちなみに、主人公、ぐっさんと、相方のマーボがトリーズンレーシングという走り屋チームに所属している期間が「ナニワトモアレ」で、そのトリーズンレーシングを辞めて、
「スパーキー」を立ち上げてからのストーリーを「なには友あれと」となっていて、タイトルが変わってます。
ドランゴンボールと、ドラゴンボールZみたいなもんですかね。
ちがうか。
「ナニワトモアレ」「なにわ友あれ」の魅力
で、なにわともあれの魅力ですが
□登場人物が魅力的
登場人物が、ほんとに魅力的です。
主人公のグッさんが、ナンパ目的で、走り屋の世界に足を踏み込むが、その魅力にとりつかれ、人間的にも成長していく姿は見ごたえがあります。
個人的には、脇役?のヨネや、トモがいいですね。ほんと、どうしよもないダメなやつなんだけど、魅力的キャラクターです。
それになんといっても、
他にも、意味がわからんくらいめちゃくちゃで、強い、ゼン。
最初は、只、むちゃくちゃで、強いだけの変人だったが、話が進むにつれ、男気がにじみでてくるシーンなどがあり、かなり魅力的なキャラクターになっています。
その他、ここでは書ききれないくらい各キャラが濃いので、そういった点も要チェックですね。
□1990年代前半の名車が登場
グッさんが乗るNISSANシルビアや、
ワンダーシビック、トレノなど、車好きにはたまらない 1990年代前半のスポーツカーが続々と登場します。
今は、値上がりしている車種も多いですね。
車好きにはたまりませんね。
□描写のリアル感すごい
作者南勝之さんが元環状族の経験をもとに描かれているので、描写のリアル感がすごい。
あくまでフィクションですが、
当時の抗争や、警察の取り締まりなど、実際その経験をしないと描けないような空気感がつたわってきます。
大阪の街並み等も丁寧に描かれて、自分が知っている場所がでてきたりと、ストーリー以外にも楽しむポイントが盛りだくさんです。
この作品は、かなり評価が別れる作品でもあるかと思います。
走り屋のやってること自体は、まぁ、犯罪ですし、そういったことに抵抗のある人は読まない方がいいかもしれません。
ですが、読み物として非常によくできていますし、そういった、過激な表現がこの漫画の見所だったりもします。
まとめ
今回は、南勝之著 漫画 「ナニワトモアレ」をご紹介しました。
この作品は、車好きは勿論、クローズ等のヤンキー漫画好きにも、かなり刺さる作品ではないかと思います。
個人的には、抗争の描写より車の描写を増やして欲しかったというのもありますが、これはこれで面白かった。
もっと、車にフォーカスした、漫画が良いという人は頭文字Dもお薦めですね。
また、これらの作品は、U─NEXTでも読むことができますよ!
無料のトライアル期間もあるので、一度試してみるのもありかもしれませんね。
それでは
ていくいっといーじー♪
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